保育内容
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生理的欲求を満たし、生活のリズムをつかむ。
- 発達に応じた玩具を使い、落ち着いた環境の中で過ごす。
- 一人一人の生活リズムが整うよう配慮し、身近な保育者のもとで基本的信頼感を育てる。
- 保育者からの話しかけや、関わりにより、声を出したり、応えようとする。
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未知の世界に興味を持ち活発になる。
- 家庭との連携を密にし、一人一人の子どもが健康で安全に過ごせるようにする。
- 保育者や友だちに関心を持ち、模倣したりして、関わりを深める。
- 自分の意志や欲求を伝えようとしたり、言葉のやりとりを楽しんだりする。
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行動範囲が広がり探索活動が盛んになる。
- 身のまわりを清潔にすることについて、子どもが意欲的に出来るように援助する。
- 友だちや保育者と関わり合いながら、ごっこ遊びやルールのある遊びの決まりを守る。
- 自分の思った事、感じた事を言葉に表わし言葉のやりとりを楽しむ。
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象徴機能や観察力を発揮する。
- 自分の気持ちを安定して表わすことができるよう、成長過程を見守り、適切に働きかける。
- 友だちや保育者と関わり合いながら、ごっこ遊びやルールのある遊びの決まりを知る。
- 絵本や音楽に親しみ、イメージしたことを言葉に表わし、楽しむ。
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感情が豊かになり、我慢ができるようになる。
- 自己主張を受けとめ、安心感や信頼感がもてるようにする。
- 友だちとのつながりを広げ、集団の中で、自己主張したり人の立場を考えながら行動する。
- 言葉で表現する楽しさを知り、話をしたり、聞いたりして楽しむ。
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集団生活の中で意欲的に活動し、新しい知識や能力を獲得する。
- 互いに認め合い、信頼される関わりを育み、自信を持って生活できるようにする。
- 人の立場を理解して行動し、進んで集団での活動に参加する。
- 様々な機会や場で積極的に話をしたり聞いたりして、生活の中で適切な言葉を使う。
保育活動のねらい
当保育園では、地域社会の多様な保育ニーズに応えるための取り組むべきねらいの一環として、まず人間形成の特徴には次の2つの柱が必要であると考えています。
(1)情緒の安定を図ること
(2)自発性、主体性の発達を促すこと
言いかえれば、「思いやり」と「意欲」を幼いころにしっかりと身に付けさせることが人間として立派に成長させる原点なのです。
「思いやり」は情緒の安定が基盤となって発達します。それは子どもにかかわる保護者・保育士などから受ける温かい思いやりの心遣いが伝承されます。
「意欲」は子どもに対して自由が与えられることにより、「自己を十分に発揮しながら活動することにより生ずる」といわれ、これらは園児の自由遊びにより培われます。
子どもたちが自発的、意欲的にかかわることができる環境を整え、その環境に接し、乳・幼児時期にふさわしい園生活を通じて色々な体験が得られるよう、新保育指針を尊重し、遊びを原点としながら幅広い総合的な保育事業の充実に努めております。